海外でも食べ放題というのはあるそうですが、日本ほど
一般的ではないそうです。
その食べ放題ですが、一般的にはバイキングですよね。
また、居酒屋では飲み放題というお店が多いです。
さっきニュースを見ていたらケンタッキーフライドチキン
で、期間限定で食べ放題となるという事です。
たぶん赤字覚悟で固定客を増やすためにやるのだと思いま
す。
ラーメン屋の開店で開店特価で半額などが良くありますけ
ど、それと同じことです。そういえば、パチンコ屋も開店の
時は出玉を増やしますよね。
食べ放題が増えてきた背景には、外食産業の収益が厳しく
なってきていることが原因だと思います。
デフレで外食を控える人が増えてきましたからね。ともあれ、
お得な食べ放題をやる飲食店が増えることは消費者から見れ
ば嬉しいことです。
そういえば、中国に進出した日本のファミリーレストラン
では、最初の頃は日本国内と同様にサラダバーによる1皿
分のサラダ取り放題サービスがありました。
ですが、現在では、サラダバーサービスは中止をしている
そうです。なぜかというと、中国人は皿にタワー状に野菜
やフルーツをうず高く積むため、大幅な赤字になるからです。
また、中国では食べ放題も成り立たないそうです。その理由
は、食べれる分以上の料理を自分のテーブルに持って行き、
大量に食べ残すからです。
中国では、風習として、出された料理は少し残すそうです。
中国の食文化では、これがマナーなんだそうです。
「もうお腹が一杯で十分満足できました」、という意思表示
なんだそうです。
これを食べ放題のお店でも中国人はやってしまうので、
中国人が食べた後のテーブルには大量の残飯が出るそうです。
基本的に文化の異なる国では、日本と同じことをしようとして
も上手く行かないことがあるという良い例だと思います。
日本人は全体的に民度が高いですが、海外は日本人ほどモラル
のある人は多くないですからね。