髪の光沢が無くなるのは、髪の表面のキューティクルが
ダメージを受けて傷ついたり、剥がれたりした場合です。
このキューティクルですが、一度剥がれたら回復は不能
です。新しい髪に生え換わるのを待たなくてはいけません。
だから、ヘアケアを考えるより、いかにダメージヘアになら
ない様にするかを考える事が大切です。髪が傷んでいる方は
それを肝に銘じましょう。
生まれながらに天然パーマやくせっ毛の人はいますが、
ダメージヘアの状態の髪が生えてくるという人はいません。
ダメージヘアは髪が生え出た後に外部要因によって生じるもの
です。
だから、この髪を傷めつけてしまう外部要因を取り除けば、
髪はいつまでも光沢のある美しい姿を保つことが出来ます。
光沢のあった髪がくすんでしまうのは髪の表面のうろこ状の
部分に傷が付いたり、はがれたりしてしまうからです。
髪の表面がツルツルで光をキレイに反射していたのが、キズが
付くことで髪にあたった光が乱反射するようになるため髪が
くすんで見える様になります。
髪が傷んでからコンディショナーで髪の表面を保護膜で覆う
という事をする方がいますが、どうせやるなら髪が傷む前に
コンディショナーで髪の表面を覆うようにしましょう。
そうすれば、素の髪よりずっとダメージヘアになりにくくなり
ます。
また、これからの季節は徐々に太陽光が強くなってきます。
さらに、春一番の風と言われる様に風も強くなります。
外に出掛ける時は、帽子をかぶって、髪を保護する様にする
と良いでしょう。ロングヘアにしている方は、髪の毛をゴム
バンドなどで束ねると良いです。
そうすれば、髪が風で乱れることがないので、髪の表面が
傷ついてしまう事も防ぐことができます。