馬と言えば、昔は移動手段だったり、農耕の作業をして
くれる動物として重宝をされていました。
また、馬が亡くなった時は、その油を利用していたそう
です。特に有名なのは、馬油と言われる油です。
この油は怪我をした時に皮膚を保護するために使われてい
ました。
近代になってわかった事は、馬油は保湿効果があるので
化粧品の原料としても良いと言う事です。
という事で、化粧クリームとしても馬油は使われています。
また、ごく最近では、シャンプーとしても使われています。
シャンプーの主原料は油なので馬油でもシャンプーを作る
事ができます。
馬油で作られたシャンプーは、毛根に栄養を与えるので育毛
や発毛を促す効果が有るそうです。
髪が薄い方は、馬油シャンプーを試してみるといいです。
馬と言えば、北海道を思い浮かべる人が多いと思います。
北海道には広い土地があるので、馬牧場も結構あり、乗馬を
楽しむことが出来ます。
ですが、馬油の本場は九州です。元々馬油は大陸で作られて
いたもので、それが大陸から近い九州に伝わったのだそうです。
九州で馬と言うと、桜肉のさしみなどが有名です。桜肉とは
馬のお肉です。
お肉の刺身と言えば、強いて挙げれば牛肉になるけど、牛肉の
場合は、表面だけ焼くという処理をする事が多いですよね。
表面を焼く理由は、表面の雑菌を熱で消毒して、食中毒になる
のを防ぐためです。
ネットで調べてみたら、馬のお刺身でも食中毒になることが
あるそうです。
だから、寄生虫対策として新鮮な肉を一旦冷凍すること、
そして、その冷凍肉をできるだけ、早めに食べることが大切
です。
馬の肉は、焼くとすごく硬くなるので、あまり美味しくありま
せん。だから、もし焼くなら予め小さく刻んでおいた方が
食べやすいでしょう。
基本的に、動物の肉は生で食べない方が無難な様です。
最近は馬油も海外から輸入されることが多くなっているそうです。
馬油の品質にこだわりたいなら、国産品かをチェックすると良い
でしょう。