現在、円高が進行しています。
原因は、政府が通貨戦争に負けたからです。今の様に
無策だとさらに円高が進むと考えられます。
今の政府は、どうやら企業にも、日本の旅行者にも
海外に行って欲しい様です。
企業は海外にでれば、円高の影響は受けないですし、日本
の旅行者は海外に出れば安く買い物ができますからね。
もちろん、海外での宿泊も円ベースで考えると海外ホテル
は安い料金で泊まる事ができます。
ただ、外国人は今の円高だと日本には来てくれなくなりそう
です。
円高なので外人に取ってみれば日本国内での買い物は割高に
なりますからね。
↑この記事は今からおよそ4年ぐらい前に書いたものです。
ここから状況はがらりと変わりました。円高だったのが
一期に円安へ動き、1ドル120円台となり、円安が進み
過ぎているのではと感じました。
円安になるとドルなどの外貨に対して日本円の価値が下がる
という事を意味します。
すると海外の物を購入する際には円高時代より高いお金を
出さないと海外製品を購入できないという事になります。
つまり、海外製品の値段が上昇してしまうということになり
ます。
牛丼チェーン店の牛丼価格を見るとよくわかります。吉野家
やなか卯などの牛丼チェーン店で使われている牛肉は海外産
のものです。
円安の時は1杯250円程度で提供されていたのが、現在
円高となり1杯300円程度での提供となっています。
つまり海外産の牛肉の価格が上がったという事を意味してい
ます。
例として分り易いように牛丼を上げましたが、これは原油、
その他の輸入品すべてに言える事です。
現在は、1ドル108円ですので、少し円高方向に動きました。
今後の為替動向に注目したいと思います。為替の動きは、日本
経済にも大きな影響を与えますからね。